「挑戦も、安心も、山十らしく」社長に聞く、役職手当・昇格制度改定の背景

今回は、役職手当、家族手当の見直し、昇格基準の特例導入、また評価制度の改定について社長にお話を伺いました。

今期、役職手当、家族手当の見直しと増額、そして昇格基準に特例が設けられました。
そのきっかけを教えてください。

一番大きいのは、やはり物価高騰やインフレですね。生活コストが上がっている中で、会社として社員の給与を上げていくことは重要な使命だと思っています。
ただ、全員一律に給与を上げ続けるにはどうしても限界があります。だからこそ、会社への貢献度が高い人や、より大きな責任を担っている人には、制度改定を通じて組織への影響度をより一層高めてほしいと考えたことから設けたものです。

役職者に対する評価も含まれているんですね。

そうですね。
役職者の役割は、昔と比べてかなり重くなっています。プレイヤーとして成果を出すだけでなく、部下育成や評価、チーム運営など、求められるものが増えています。
その責任や負担に対して、会社としてきちんと評価したいという思いもありました。

今回の制度改定で、大きく変わった点は何でしょうか?

一番分かりやすい変化は、昇格の仕組みです。
これまでは昇格に一定の在籍年数が必要でした。そのため、高い成果を上げていても、次のポジションに昇格するためには、一定期間の経験を積む必要がありました。
しかし今回の制度改定では、経験量以上に、実力や成果を重視する仕組みに変更しました。
その結果、早期から高い成果を発揮した社員は、通常より早いタイミングでリーダー職や管理職へ挑戦できるようになっています。

頑張った人には、在籍年数に関わらず昇格のチャンスがあるということですね。

そうですね。
実際に今回の評価では、現在の立場で求められる水準を大きく上回る成果を上げた社員も現れました。
以前は、目の前の役割をしっかりこなすことが評価の中心でしたが、今回の制度改定によって、その先の役割を見据えて挑戦する社員が増えてきています。
経験年数に関係なく、高い目標に挑戦する姿勢が生まれていることは、組織にとって非常に良い変化だと感じています。

他にも家族手当が増額されました。
何かきっかけがあったのでしょうか?

実は若手社員との食事会で、子育て世代の社員から「生活費の負担が大きくなっている」という率直な声を聞く機会がありました。
物価上昇が続くなか、家族を支えながら働く社員の負担は決して小さくありません。
会社として何ができるかを考え、社員が「家族との時間や自分自身の時間を大切にしながら働くことができる環境づくり」の一環として、家族手当の見直しを行いました。

そのようなきっかけがあったのですね。
制度改定後、社内の反応はいかがでしたか?

正直なところ、私のところにはあまり声が届かないんですよ(笑)。
でも、評価制度の面では確実に変化がありました。
これまでは「一つ上の基準」を見る人が多かったのですが、今回は、自分の次のポジションだけでなく、そのさらに先の役割を意識して行動し、それが高い評価につながった人もいました。挑戦する人が出てきているのは、大きな変化だと思います。

では、若手社員への影響についてはいかがでしょうか?

世間一般的には、最近は管理職を目指したいと考える若い人が減っていると言われています。責任ばかり大きくて大変そう、というイメージが強いんでしょうね。
でも本来管理職は、人を育てたり、1人では成し得ないことが実現できたり、とてもやりがいのある仕事です。
だからこそ、責任や成果に見合った評価や待遇がしっかり伴うべきだと思っています。頑張れば成長できる。成長すれば評価される。そういう実感を持てる会社でありたいですね。

最後に、入社を検討されている方へメッセージをお願いします。

山十の採用や教育の方針には、「挑戦も、安心も、山十らしく」というコンセプトがあります。
会社としては、成果を出した人をこれまで以上に評価し、積極的に投資していく方針です。ただ、私は挑戦だけでは足りないと思っています。人は安心できる環境があって初めて挑戦できます。安定した経営基盤や、安心して相談できる職場環境、そして公平な評価制度。そういった安心があるからこそ、新しいことに挑戦できるのです。
山十は今、その「挑戦」と「安心」の両方を制度として形にしている途中です。
もしこの考え方に共感していただけるなら、ぜひ応募していただきたいですね。

本日は貴重なお話をありがとうございました。
今回の制度改定の背景には、「挑戦する人を応援したい」「社員とその家族の安心を支えたい」という会社の想いがあることがよく分かりました。
山十が掲げる「挑戦も、安心も、山十らしく」という言葉通り、一人ひとりが成長を目指しながら、安心して働ける環境づくりが着実に進められていることを感じました。

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