育休がくれた、かけがえのない日々

今回は、山十で初めてパパ育休(出生時育児休業)制度を利用された中津営業所Oさんにお話を伺いました。
この制度の利用を願い出たきっかけは何ですか?
一番の理由は、妻が里帰り出産できない状況だったため、出産後の育児や家事をしっかりサポートしたいと思ったことです。また、今年4月から新しく始まった制度によって、育休中の給付金が従来よりも増額され、経済的な不安が少なかったことも後押しになりました。
そうなんですね。先程、給付金の事をおっしゃいましたが、育休中の給与について教えていただけますか?
会社から行政へ申請をしていただき、それに基づき国からの「給付金」が支給されます。この間 会社からの給与は支給されません。
パパ育休を取得するにあたって社内で仕事の調整や上司、同僚の反応はいかがでしたか?
まずは部署の皆さんに育休取得の旨をお伝えし、その後営業所の皆さんにも休みに入る日程を共有しました。もちろん、業務が忙しくなるのは申し訳ないと思いましたが、上司、同僚の皆さんが気持ちよく受け入れてくれて、その結果、育休を取って本当に良かったと思っています。
では、育休を取ろうと思ったタイミングを教えてください。
子どもができたときから、育休を取ることは決めていました。
取得前に不安だったことはありますか?
一番の不安は、子育てがちゃんとできるかどうかでした。家事もほとんどしたことがなかったので、どう対応するかも心配でした。
不安ですよね。でも、初めての子育てをされているお母さんも、お父さんであるOさんがそばにいてくださることが何より心強かったことと思います。
そう言っていただけると嬉しいです。
仕事復帰後、家庭とのバランスに変化はありましたか?
育休中は赤ちゃん中心の生活で、体力的にも精神的にも大変でした。
復帰後、就業中は育児や家事の時間から離れ仕事に集中し、帰宅後はミルクをあげたり着替えさせたりしています。自分の時間は減りましたが、癒される時間を過ごすことで、良いバランスが取れていると思います。
今回の育休取得で気付いたことはありますか?
会社にはご迷惑をおかけしましたが、育児休業は子育てする若い私達にとって、とても良い制度だと感じました。ただ子育てを担うだけでなく、朝から晩まで子どもと一緒に過ごせる時間は、かけがえのない幸せで、とても充実していました。また、給付金などの制度についても事前に説明を受けていたので、安心して育休を取得することができました。
育児休業を通して得られた経験や気づきは、これから育休を考えている方々にとっても大いに参考になることと思います。
今後もお仕事と家庭での時間を大切にし、ご家族との素敵な時間を重ねていってください。貴重なお話をありがとうございました。
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