職人座談会
特販営業部 施工グループで働く20代の職人3名の座談会を実施しました。
入社のきっかけや、一人前になるまでのこと、仕事のやりがいや大変なところまで、本音を語り合いました。
座談会メンバー
なぜ職人の仕事を、そして山十を選んだのですか?

K・N
高校を卒業して1社目に勤めていたんですが、自分に合わなくて、ハローワークで仕事を探していました。
前職はコンビニやスーパーの業務用冷蔵庫の点検・修理です。
固定残業代制で残業や休日出勤が多く、土日休みもなかったので、山十を選んだ理由には休日面もあります。
実は山十には営業職で応募していたんです。
合格をいただいたときに「3年から5年は施工の知識をつけてから営業に入った方が強い」という条件をもらって、了解して入社しました。
祖父が大工で、物作りに興味があって工業高校に行ったのもあり、職人の仕事も抵抗はありませんでした。
月日が経つにつれて施工の楽しさを味わって、今では施工のトップとして引っ張っていこうと思えています。
私は高校に求人が来ていて、先生から「会社の雰囲気が良く、最近社長も変わったらしい」と聞きました。
実際に会社見学に来たら、倉庫内の雰囲気も良かったので決めました。
自動車関係も考えていましたが、自分は営業に向いていないと思っていて、技術職の方がいいなと。

S・T

A・K
前職は建設機械のレンタル業です。その前の工場勤務では夜勤もありました。
「夜は絶対に寝たい」「土日は絶対に休んで遊びたい」という自分の希望に合っていたので、ハローワークで見つけて応募しました。
実は施工管理で応募していたんです。
上司から「施工管理をするにも、現場で知識や技術をつけることが大事。K主任と一緒に4〜5年は現場に出て体で覚えて」と言われたときは、正直「重たいものを運ぶのは大変そうだな」と不安もありました。
入社してみて、職場の雰囲気はどうでしたか?

A・K
入社前は「重たいものを運ぶのは大変そうだな」と不安もありましたが、いざ現場に行って先輩方と動くと、皆さん助けてくれるんです。
当時の不安はもうありません。来月でちょうど入社1年になります。(※2026年10月時点)
私は19歳で入社したんですが、当時は自分が最年少で、若い職人も片手で収まるほどしかいませんでした。
平均年齢が45〜50代の会社でやっていけるか不安でしたが、皆さんからとても可愛がっていただいて、今では部下の育成も任されています。自分から下は今4人います。

K・N

S・T
K主任は年齢が3つ上で近いんですが、その割にすごく仕事ができるイメージでした。
未経験から、どうやって仕事を覚えましたか?
失敗したとき、先輩はフォローしてくれましたか?

K・N
自分が入社した当時は若手が一人もおらず、一番年が近い人でも7〜8歳上でした。
最初は現場に出ず、倉庫で基礎の積み込みやガラスの入れ方などを体験しながら学びました。
数ヶ月経ってから課長の現場に同行するようになって、1年弱くらいはサポートとして、ガラスの発注や監督さんとの打ち合わせを横で聞いていました。2現場目くらいから1人で任されるようになりました。
私は2人と違って、入社1週間くらいで現場に入りました。
当時は施工トップの課長とペアで動くことが多くて、毎回違う現場に行って、1個ずつやり方を教えてもらいました。
現場の数をこなす中で、自然と体が覚えていきました。

S・T

A・K
私が入った当時は、サッシ班の現場についていったり、配送の助手席に乗ったりしながら、何もない日は倉庫でガラスの持ち方や積み込みの練習を半年ほどやりました。
半年後にやっと、K主任やSくんの現場へ同行する形になりました。
当時はトップの課長が違ったので、教え方のスタイルの違いもあります。
自分のときの課長は職人気質で厳しさもある方でしたが、そのぶん良い緊張感の中で動けていたので、大きなミスはなかったですね。自分にとっては、すごく教え方が分かりやすい方でした。

K・N

A・K
私は直近の失敗なんですが、新築マンションの現場で、障子のガラス押さえの芯が倒れて曲がってしまったことがありました。
焦っていたら、K主任とSくんがすぐにフォローに入ってくれて、何事もなく無事に終わらせることができました。
現場に出るまでの流れは、人それぞれ
・K主任:倉庫で数ヶ月学ぶ → 課長の現場に約1年弱同行 → 2現場目ごろから1人で担当
・Sさん:入社1週間で現場へ → 施工トップの課長とペアで毎回違う現場へ
・Aさん:倉庫での練習やサッシ班・配送への同行を約半年 → 先輩2人の現場へ同行
職人の仕事で、一番熱くなる、テンションが上がる瞬間は?

K・N
マンションやビルの高い階に上がるにつれて景色が変わっていくのも魅力です。
でもやっぱりガラス屋なので、小さな窓ガラスより、3メートルを超える大型ガラスや100キロを超える大板ガラスを入れる瞬間が一番テンションが上がりますね。
みんなの集中力が一気に高まって、「職人の仕事をやってるな」と実感します。
周りからも注目されますし、「大板を入れる俺ってかっこいいな」と思いながら施工しています(笑)
大きなガラスを入れたときや、完成した新築マンションを見上げたときですね。
「あの現場は大変だったな」と思い返しつつ、大きな達成感を感じます。

S・T

A・K
私もSくんと同じで、作業が長引いた日でも、みんなで協力して無事に現場を納められたときに「頑張ったな」と強いやりがいを感じます。
休みやお給料など、働く環境についてどう感じていますか?

K・N
お給料は、中途で入った当初はまだ控えめでした。
でも当時工事部のトップだった課長にたくさん教えていただいて、「覚えるのが早い」と評価をもらい、すぐに上げていただきました。
頑張りが評価につながる会社だと思います。
休みはすごく取りやすいです。土日休みで、連休もしっかり取れます。
現場によっては16時に終わることもあって、家族や自分の時間を大切にできるのが山十の大きな強みだと思います。

A・K

K・N
休みは前職に比べて格段に良いです。
休日出勤した場合の振替休日も100%消化できるので、すごく働きやすいです。
あとは人柄の良さや、転勤がないことも山十の大きな魅力だと思います。
転勤がないのは、家族を持つ身として将来設計が立てやすくて、本当に安心です。

A・K
吉田社長はこれまでの山十にはなかった「職人から部長へ」という方針を打ち出されたと思います。その話を聞いたとき、正直どう思いましたか?

K・N
率直な感想としては「誰がすんねん!」と思いました(笑)
現場のトップの課長たちも、20年以上職人として現場で生きてきた方々なので、マネジメントを中心とする部長の仕事へ急にシフトするイメージは、まだ湧きにくいのが本音です。
職人から部長に昇進するまでのステップや、研修などのサポート体制が見えてくれば、より現実的な目標として捉えられると思います。
社長より 「職人から部長へ」に込めた想い
山十ではこれまで長く、営業職出身の社員が部長になる流れが続いてきました。
しかし、深刻な職人不足が続くこれからの建築業界で鍵を握るのは、間違いなく施工職です。
山十では、今後も施工職を増やしていく予定です。
現場で働くたくさんのメンバーが、より効率よく、よりお客様に感謝される動きをするためにも、組織のトップは現場経験の豊かな人であるべきだと考えています。
施工職以外の職種ともコミュニケーションを取りながら職場環境を整え、メンバー一人ひとりが活き活きと動ける場をつくってほしい。それが「職人から部長へ」に込めた想いです。
部長までの道のりやあるべき姿は、今後ディスカッションや研修を通じて、さらに明確にしていきますね。
メンバーには、年齢、社歴を問わず、ぜひ建築現場を引っ張るリーダーを目指してほしいです。
代表取締役 吉田 達哉
この業界、そして山十をもっと良くするには?

K・N
今、施工グループは若い人が増えて職場環境も良いんですが、外からは見えにくいのが現状です。
SNSなどで職場の実際の雰囲気やリアルな働き方をもっと発信していくのが良いと思います。
建築業界の「3K」というイメージを払拭するために、見える化を進めたいですね。
山十の良さを保ちつつ、髪型や髪色など身だしなみの面で、もう少し個性を出せるようになると嬉しいですね。
お客様に不快感を与えない清潔感はもちろん大事にしたうえで、時代に合わせていけると、若い人にとってもっと魅力的な会社になると思います。

A・K

K・N
採用面では、24歳くらいで中途入社してくる人に向けて資格手当などがさらに充実すると、もっと入りやすくなって、知り合いにも紹介しやすくなると思います。
10年後、20年後。山十でどんな働き方をしていきたいですか?

A・K
私は将来的に施工管理職を目指したいです。
年齢とともに現場作業がきつくなったとしても、知識をつけて施工管理として貢献したいと考えています。
私は体が動く限り現場で技術を磨きたいです。
年齢とともに重いものが持てなくなったときは、図面作成や打ち合わせ、倉庫内の業務などへシフトしていけると思います。
年齢を重ねても長く働き続けられる環境だと思います。

S・T

K・N
社長が公言している「職人から部長へ」というキャリアパスに対して、自分は部長どころか社長を目指すくらいの覚悟でいます(笑)一歩ずつ階段を登っていきたいです。
今後、施工グループの人数が増えて複数のチームに分かれたときには、各チームを引っ張るリーダーとして成長していたいですね。

