つながりが、未来の仲間をつくる

昨年から運用を始めたリファラル採用について企画課Uさんにお話を伺いました。
リファラル採用とはどんな内容でしょうか?
社員が知人・友人などを会社に紹介し、採用につなげる制度のことです。
そうなんですね。
リファラル採用制度を導入した背景や目的を教えてください。
どこの会社も同様だと思いますが、社員の採用に関してはこれまでの手法では人材確保が難しくなってきています。
そこで、社員のつながりを活かせるリファラル採用に注目し、社員が元から知っている人を紹介することで、会社の理念や風土に合った人材を見極めやすく、ミスマッチが起こりにくいという利点があるため導入されました。
そうなんですね。
リファラル採用の活動をする社員は決まっているのですか?
スタートからの一定期間は一部の社員で進めてきましたが、これからは全社員を対象に、若手からベテランまで、幅広く紹介してもらえるようにしていきます。
紹介する場合、どのようなことがポイントになりますか?
山十の理念に合っていることが大前提です。会社の考え方や働き方に共感できる方、雰囲気や価値観にフィットする方を紹介してもらいたいと思っています。
現在、特に力を入れている職種はありますか?
はい、今は職人・現場職の採用に力を入れています。事務職や営業職は比較的応募が多いのですが、職人系はなかなか集まりにくくて…。なので、リファラル採用でも現場職に興味がある方を紹介してもらえると嬉しいですね。
現場職を中心に、ですね!
ちなみに、これまでのリファラル採用の実績はいかがですか?
3名です!
リファラル採用を進める中で、何か課題を感じていることはありますか?
そうですね、やっぱり紹介できる人が限られているというのが一番の課題だと思います。
採用に繋がったのは限られた社員からの紹介で、ほとんどの人は「紹介したいけど、ちょうどいい人が身近にいない」という状況なんです。
なるほど。
社員の周囲に適した人材がいないと、紹介は難しいですよね。
はい、そうです。だからこそ、母数を増やす必要性を強く感じています。社員一人のネットワークでは限界があるので、もっと広く、社内全体で取り組む必要があると思っています。
制度の運用面でも悩みはありますか?
ありますね。交友関係の大小もさまざまなので、全社員が同じように貢献できるわけではありません。
大事なことは、まず山十で働いている皆さんが「山十のことを好きでいるかどうか」ということです。会社に愛着がなければ人を勧めようとは思えないですよね。
確かに、会社に対する信頼や愛着が紹介意欲につながりますよね。
そうなんです。だから、職場環境の改善や会社への愛着形成も、リファラル採用を成功させるためにはすごく重要だと思っています。
今後の展望について教えてください。
リファラル採用だけでは限界があるので、全社員で協力しながら進めていく必要があると感じています。社長は「2032年までに社員数140名」という社員数の目標を掲げておられますので、私達も目標に沿っていけるよう頑張っていきたいと思っています。
ありがとうございました。リファラル採用は、社員の紹介を通じて会社の理念に合った人材を迎える為の大切な仕組みなんですね。特に職人・現場職の採用強化は、山十の今後の成長に直結するテーマであり、社員一人ひとりの協力が欠かせないと感じました。
今後も、社員のつながりと会社への信頼を活かして、より良い採用につながっていくことを期待しています。
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